魔が差した朝
私は45歳、IT企業に勤めてもう23年になろうとしていた・・・
妻と子供2人がいるごく普通の中流家庭だ。
私が言うのもなんだが、妻は美人で子供達とも上手くいっていて、私は幸せな生活を送っている・・・。
妻とは大学の時に知り合って大恋愛の末に結婚した。
仕事のほうも他の企業で言うところの、課長クラスといったところか。
地位も経済力も充実している私は自分では結構勝ち組みに入っていると思っている・・・。
しかし、最近なんだかそんな毎日に少しだが刺激が足りないというか、マンネリしている毎日に退屈していた・・・。
毎日朝早くから電車に揺られて会社に行き、仕事をして夜9時ごろに帰宅すると言う生活を送っていた。
今日もまた朝早く起きて満員電車に揺られて会社に行くのか・・・
行く気がしないまま私はスーツに着替えて、妻に見送られて私は駅に向かった・・・。
相変わらず、ホームには多くの会社員達が電車を待っていた。
この人たちは、毎日の生活に飽きたりしないんだろうか?
私はそんなことを考えて電車を待っていたら、多くの客の中に結構かわいい女子高生を目にした・・・。
目の保養にと、その子の近くにより、間近でみようとしたら電車がホームにやってきた。
私は大勢の会社員に押されるようにして、その女子高生と同じ車両に乗ることになった・・・
大勢の会社員達と一緒に私とその女子高生の子は電車の中に押されるように乗り込んだ・・・。
車内に入るとぎゅうぎゅうで、全然身動きが取れなかった。
ふと、隣を見ると女子高生の子が隣にいて窮屈そうにしていた。
私はこんなに密着できるなんて思っても見なかった。
ただ、近くで眺められれば満足だったんだが、今私はその子と体をくっつけている。
毎日のストレスもちょっとは解消される、今日は結構ラッキーだなと私は思った。
女子高生の子は私よりも背が低く、155cmぐらいだろうか・・・私は175cmなんで私より20CMぐらい低そうな彼女は多くの乗客の中でかなり苦しそうな状況にいた。
私は上から目線だけを下にして、その子の顔を眺めた・・・
まだ、幼さが残る感じの顔だがショートカットの黒髪のヘアースタイルがなんともかわいい子だった。
香水は着けてないようだったが、なんだか甘い感じのいい香りがした。彼女の頭髪から香るシャンプーの香りなんだろう。
そばにいればいるほど私は見てるだけでは満足できず、彼女に触れたい気持ちになってきた・・・
しかし、そんなことをすれば当然のごとく痴漢だ!それだけは絶対に人としてするわけにはいかない。
もし、逮捕なんてされたら、私の家族や地位が全て消えてしまうような気がする。
妻や子供達も近所の人たちや、学校でいじめにあうのではないか、私は心の中でそんな葛藤があった。
でも、こんな状況はもうこの先訪れないのではないか、援助交際をしてもいいが、それだと金を払わないといけないのでなんとなく嫌だなと私は思った・・・
よしっ!触ってみたい!ちょっとだけならいいかな?そんな気持ちが湧いてきて私は行動に移ることにした・・・
私は彼女のお尻を触ってみた。
みた感じその子は、おとなしそうな感じじゃなかったので痴漢をされたら、「キャー!このオヤジ痴漢よ。マジでウザイ!キモいって!」って声を張り上げるのではないかと思っていたんだが、意外なことにその子は私が触っても声を出さなかった・・・。
触った感触はなんともいえないほど、柔らかくて張りのあるお尻だった。
うちの妻と比べたら気持ちよさが全然違っていた。
高校生のお尻ってこんなに気持ちがいいのか、私は興奮しながらその子のお尻を手を廻すように触った。
「・・・・・・・。」その子は私がこんなに触っているのに声を一言も漏らさなかった。
いきなり触られたことにびっくりしているんだろうか、それとも黙ってれば終わると思っているのか、真意は定かではないが私はさらに続けることにした・・・。
お尻だけじゃなく、他のところも触ってみたくなり、私は持っている鞄を足に挟んで両手を使えるようにした。
そして女子高生の背後に回り、両手で彼女の胸を制服の上から触ってみた・・・。
「!」私が彼女の胸に触れたとき一瞬だけ体をビクッとさせたが、声を出すことはなかった。
彼女の胸は小ぶりでまだ成長期みたいで私が触って大体の大きさを予想すると、80cmぐらいだろうか・・・
でも、大きさに関係なくお尻と同じく彼女の小さめな胸もとても柔らかかった。
私は感触に溺れ、ただひたすらに彼女の胸を揉んでいた。
なんて気持ちがいいんだ。セックスもいいけど、今この状況はこの子が警察に言えば間違いなく犯罪で私は逮捕される。でも、こんな危ない状況が普段のマンネリ化した生活を送って疲れていた私をより一層快楽の道へと落としていった・・・。
セックスをしたときに私の愛撫で女性が喘ぎ声を出してくれることに快感を感じるのは当然なんだが、いくら触っても声を出さないこの子に私はセックスの時とはまた違う快感を感じていた。
それはまさに、初めて付き合った彼女とセックスをしたときのような感覚があった。
そうこうしてるうちに、当然のことながら勃起してきた。
ここ最近は妻ともセックスをしてないので、勃起なんて本当に久しぶりだった。
私は、このままイってしまおうと思い、女子高生の胸を掴みながら、勃起したモノを彼女のお尻に擦り付けることにした・・・
今私は今までの人生の中で体験したことのない事をしている。
満員電車で女子高生の胸を揉みながら、勃起したモノを擦りつけてオナニーしようとしている。
誰も私の行為に気づいていないようだ。ずーっとこのままこうしていたいが、降りる駅についたら降りなくてはいけない。もうあまり時間がないので、私は少し焦るようにして、その子のお尻にさらに擦りつけることにした・・・。
すりすりすりすりすり、もみもみもみもみもみ・・・
うっ!もう、イキそうだ。・・・うっ!イった・・・。
パンツの中で出したので少々気持ちが悪いが、その子はじっと我慢してくれていたようだ。
事が終わって私は、彼女の胸から手を離し、何食わぬ顔で彼女の後ろでじっとしていた。
後ろから彼女を見たら彼女は声を出さずに涙を流していた。
気の強そうな子に見えたんだが、声を出さなかったのは私がしたことが余程恐怖に感じたんだろうか。
やってるときは快感だけだったが、今は罪悪感を感じていた・・・。
電車が私の降りる駅についた。
彼女は私よりも後の駅で降りるんだろう、私が降りようとしても彼女は降りなかった。
私が降り際に彼女が大声で叫ぶのかと内心びくびくしていたんだが、彼女は何も言わず私は電車を降りた・・・。
魔がさしたとはいえ、あの子に精神的苦痛を与えたことは間違いない・・・。
もし、普通の痴漢なら私のように自責の念に駆られることもなく、ただ気持ちがよかったって思うだけだと思うんだが、私がしたことも当然犯罪だ。彼女がこれから私のしたことでトラウマになってしまったらと思うと・・・
やめよう。もう、終わったことなんだ。とりあえず私は逮捕されることもなくこれから会社に行くんだ。明日から電車に乗るときは今日の時間よりも一本早めの電車に乗れば絶対に彼女に会わないはずだ。
最後は楽観的に考えて私は今日も会社へと歩き出した・・・。