ふたりぼっち その3
朝焼けが美しかった。
暁の空気は澄み渡り、すさんだ心が洗われる。
山川も薄雲も、見渡す限りを炎のような朱が覆いつくす。
それは言いようもない高揚感と、何物にも囚われぬ開放感を、
少年の心に刻み込んだ。
だが、その瞳がほんとうに美しいと感じたのは、隣に座す少女だった。
朝日に赤らむ、寂しげなその横顔…。
綺麗だねと微笑む彼女には、後に厳しい折檻が待っている。
それでも自分を連れ出して
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