埼京痴漢レイプ
帰宅ラッシュ時の埼京線の混み具合をご存知だろうか。
特に先頭車両では、小さい女の人は身動きどころか足が床に着かない状態になってしまう。
冗談じゃなく声も出せないほどぎゅうぎゅうに押し込まれた車内では、逃げ出す事も叶わない。
さらに言うなら彼氏や友達と一緒にいても痴漢は躊躇しない。
せめて彼氏といるときはやめてくださいと言いたい。
その他なら触らせてあげてもいいといつも思う。
藍香はいつもは埼京線なんて使った事はなかった。
とりあえず乗換えがたやすい先頭車両を選んだのは無理もないことであった。
「うぁっ…」
電車が到着し、降りる人たちに流されそうになって、思わず悲鳴をあげた。
背の小さい藍香にとって、大勢の人の流れに逆らうのは大変なことだった。
(やばっ…電車が出発しちゃう…)
そのとき、今度は電車に乗る人に囲まれ、いとも簡単に車内に押し込められてしまった。
人の波に流され、足が床につかない。
いわば持ち上げられてる状態であった。
それでも電車に乗れたことに、ひとまず安堵した。
扉が閉まり、電車が動き出す。
その瞬間だった。
(えっ…??)
いきなりお尻をつかまれた。
ぎゅっと。
(えっ、なになに??)
まさかこんな唐突に、しかも明らかに触られるなんて、誰が予想できようか。
あまりの事に、藍香は頭が真っ白になってしまった。
不意に耳元に生暖かい息が吹きかけられた。
ぞっとして、思わず顔を上げた。
そこで、藍香は自分の目を疑った。
そこには、自分の方を凝視する男たちがいた。
かなり太っており、汗のにおいがきつい。
そして手入れをしていないだろう髪と肌。
とてもじゃないがお近づきになりたくないタイプ。
不潔で醜く、生理的嫌悪感をもよおしてしまう。
そんな男たちがみな一様に自分を見ている。
息も荒い。
前だけではない。
左右にも、そしてどうやら後ろにも。
藍香は状況が理解できなかったが、今のこの状況が以上であると言う事だけは分かった。
(やっ!)
今度は胸をつかまれた。
薄いキャミソールの上から、胸を持ち上げるように。
「…やっめ…っ」
うまく声にならない。
抵抗しようにも、この混み具合では体が動かない。
しかし男たちは遠慮することなく、更なる行動に出た。
キャミをめくり上げ、白いレースのブラを下にずらした。
(いやぁあっ!)
男たちの視線が一気に胸の先端に集まる。
藍香はたまらず眼を閉じた。
一人がその先端の突起を口に含んだ。
(ゃぁあっ?!)
びくっと藍香の体が跳ねた。
男は優しく舌で乳首を舐めあげる。
時折ちゅぅっと吸い、舌先で乳首の先端を転がす。
「やっぁ…」
別の男がもう片方の乳首に吸い付いた。
執拗に、ころころと舐める。
この異常な光景に、藍香は涙がこぼれてきた。
(何で…?これは夢だよね…?)
いつの間にか下着の中にも手は忍び込んでいた。
最初は陰毛を触っているだけだったが、少しずつ割れ目をなぞるような動きになってきた。
「はっうぅん…!」
男の指がぷっくりと膨らんだ淫核を捉えたのだ。
優しく上下に指を動かし、その度に藍香の体がびくっとなる。
別の手が、花びらの中央に侵入しようと動いていた。
「やっ…やだぁ…っ…!」
藍香の懇願は届くはずもなく、ぷちゅっと淫らな音を立て、指が入ってきた。
二本ほど入ってるだろうか、くちゅくちゅと音を立てかき混ぜている。
(やだよぉ…助けてぇ…!)
あごをつかまれた。
そのまま顔を上に上げさせられ、頬や唇を舐められる。
その度に生臭い男の息がかかり、涙がぽろぽろとこぼれる。
その愛らしい唇は汚く醜い男に吸い付かれ、口腔を舌で犯された。
顔を離そうとしてもあごを押さえられ、逃れる事ができない。
ぴちゃぴちゃと舌を無理やり絡ませられていた。
口だけではない。
可憐な耳たぶにもしゃぶりついてきた。
唾液の混じる音とハァハァというと息が耳を付く。
藍香は気が狂いそうになっていた。
下半身では更なる攻めが続いていた。
たっぷりと濡れそぼる愛液をすくい取り、後方の菊の蕾に侵入を試みていたのだ。
「んぅー!んっ…!!」
味わった事のない感覚に恐怖を覚え、できる限り抵抗する。
しかし顔も動かせず声も出せず、体の自由も利かないとなっては徒労に終わるだけ。
徐々に菊門に指が挿入されていった。
「んんんん…!」
ゆっくりと指が出入りを繰り返す。
その度に入り口がきゅっと痙攣する。
こんなに同時に責められる事はまずないだろう。
もう藍香は何も考えられなくなっていた。
膣をかき混ぜていた指が抜かれた。
その代わり、太く熱く脈打つものが押し当てられた。
藍香ははっと我に返った。
(まさか嘘でしょ!?こんなところで…いやいやそれだけは…!)
精一杯の力を振り絞って逃れようとする。
そんなこと意にも介せず、亀頭を埋め込んでいく。
(やめて、やめて!助けて!!)
ぐちゅっ
とうとう陰茎が収まってしまった。
「ふっ…ぅぅん…」
挿入された陰茎は、これまで藍香が受け入れてきたどれよりも太く、大きかった。
少し動いただけで壊れそうなほどの圧迫感を感じていた。
しかし男は藍香の不安をよそに、腰を動かし始めた。
「んっんぅ…!んんぅ…!!」
声を出せれば少しは楽だったかもしれない。
だが唇は相変わらず男の舌に絡め取られ、息さえまともにつけない。
「ふぅんっんっ…ふぅ…んんっ…!」
もう藍香は限界だった。
そんな藍香の気配を察してか、男たちの指と腰の動きが早くなった。
子宮口は激しく突かれ、菊門にある指は二本に増え、別々の動きでかき混ぜていた。
クリトリスをいじる指の動きはさながらバイブレーターのように小刻みに動き、
乳首を転がす男たちの舌の動きも激しくなってきた。
「んんんんぅんんーーー!!」
ぷしゃっと音を立て、透明な液体をほとばしらせたと同時に、藍香の体が痙攣した。
絶頂を迎えたのだ。
痙攣は何度か続き、全身から力が抜けた。
(これで…終わる…)
ぼんやりとそんなことを考えたが、陰茎は一向に抜かれる気配はない。
(えっ…?まさかまだ…)
不安は的中した。
さらに激しく腰を動かしだした。
「んんんんーーーー!!!」
もちろんクリトリスや乳首への責めも続行される。
唇すら開放されない。
動きは激しさを増すばかりで、藍香が二度三度と絶頂を迎えてもやめる気配はない。
男の腰がぶるっと震えた。
膣内にたたきつける熱い痙攣を感じた時、藍香は意識を手放した。